雨水利用システム(一般商業ビルの例)

雨水は誰もが平等に浴することが出来る"天の恵み"です。
太陽の熱は地表の水を蒸発させ、雲となり、雨となる素晴しい"天然のリサイクルシステム"であることを認識しましょう。
個々に雨水槽を持つことはダムの分散化に役立ちます。 幸いにして、我国の年間降水量は約1,800mmで、世界の平均750mmの2倍以上もあります。一方、せっかくの降水を如何に集水し、どこにどれだけ貯水できるかが問題です。

フロー図

フロー図
 集水対象場所 屋上、グランド、駐車場等の汚れの少ない場所
 雨水沈砂槽 荒ゴミや砂等を除去します。容量が大きいほど短時間での大雨も貯水可能。
 水処理装置 用途により機能を考慮します。
通常は「濾過」・「殺菌」・「pH調整」を行うことが好ましい。
 雨水処理水槽 (中水槽) 水処理済みの水を溜める水槽。大きいほど有効利用量が増える。
 雨水高架タンク 処理済みの雨水を各ユースポイントへ給水する為。加圧給水方法も有り。
 上水補給 渇水時にはバックアップとして上水を用いる。

注)豪雨時の対策、溢水、冠水等、安全と衛生面に充分ご配慮下さい。



特定建築物における雑用水の水質基準と水質検査
(平成15年4月1日から適用。但し水道水を利用している場合は適用外)
項 目
基 準
散水、修景又は清掃のように供する雑用水
水洗便所の用に供する雑用水
pH値
5.8以上 8.6以下
7日以内ごとに 1回
7日以内ごとに 1回
臭 気
異常でないこと
外 観
ほとんど無色透明であること
遊離残留塩素
0.1mg/L 以上であること(遊離残留塩素の場合は0.4mg/L以上)
大腸菌群
検出されないこと
2ヶ月以内ごとに 1回
2ヶ月以内ごとに 1回
濁 度
2度以下であること
該当せず